8. 留意点と制限事項
本アドインを利用するうえでの留意点と制限事項です。
8.1 動作環境
- 動作・検証対象は Windows 版 Word のみです。Mac 版・Web 版 Word は本版のサポート対象外です。
- 利用にはライセンス認証が必要です。また、略号辞書の参照・保存には SharePoint へのアクセス権が必要です。
- ライセンス認証・SharePoint アクセスのためにインターネット接続が必要です。
8.2 文書の操作に関する留意点
- 読み込み後に文書の段落を追加・削除すると、検索・修復の参照位置が古くなります。警告が表示されたら、[読み込み]を再実行してください(4.4)。
- 変更履歴が大量にある文書では、動作が不安定になったり、処理に時間がかかったりすることがあります。
- 本アドイン独自の「元に戻す」機能はありません。文書への変更は Word 標準の元に戻す(Ctrl+Z)で取り消せますが、操作パネル上の状態は復元されません。
8.3 権限による機能制限
適用中のルールや利用者の権限により、辞書への保存・除外登録・Master 集約などの一部操作が制限される場合があります。操作できない場合は管理者へ確認してください。
8.4 共有 PC での運用上の注意
本アドインは、次のデータを利用端末のローカルストレージ(localStorage)に保存します。
- マスタールール・統合辞書のキャッシュ
- 個人上書き設定
- ユーザ名
- 表示サイズ設定
- 既定保存先の指定
- 補助辞書の URL 一覧
これらのデータは、Office アドインが内部で使う Microsoft Edge(WebView2)の保存領域に置かれ、利用端末上では概ね次の場所に保存されます。
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Office\16.0\Wef\ (配下の WebView2 データ領域)
これらは暗号化されずに保存されるため、同じ端末を使う他の利用者や、同じアドインのスクリプトから読み取られる可能性があります。このため、不特定多数が利用する共有 PC での運用は推奨しません。やむを得ず共有 PC で利用する場合は、利用終了時にサインアウトし、必要に応じて上記の保存データ(サイトデータ)をクリアしてください。詳細な手順は導入手順書を参照してください。